十月の兎

徒然なるままの日記

長生きしたい

若かりし頃、あんまり長生きはしたくないと、のたまっておりました。

長生きするとカッコ悪いので、60位で「あの人は早かった」と惜しまれながら死んでゆきたい。

 

40を過ぎた今、カッコ悪くても、惜しまれなくていいから60で死にたくないない‼︎

だって、子ども達と一緒にお酒呑みたいし、孫に会いたいし、宇宙船乗りたいし、面白い時代の変わり目みたいし。

 

それに憧れ続けている隠居生活まだしてないし、言われ続けてきた大器な晩成もまだ来てないし、人生で3回あると言われているモテ期、まだ2回残してるし。

 

22世紀でドラえもんに会って、どこでもドアもらうんだい‼︎

えっへん‼︎

 

22世紀まで生きるとなると、泉重千代さん(120歳)クラスの長寿。

「理想の女性は?」と聞かれて「年上の女性」と答える重千代さんのようなユーモアを持ち続けていたい。

 

私のおばあちゃん、100歳で現役。

もう目が見えないと言いつつ「その色はあんたに似合わないよ」と指摘。

もう耳も聞こえないと言いつつ「携帯の着信音が耳障りだよ」と文句。

誕生日プレゼントに皺取りクリームが欲しいという貪欲。

「死んだ取手のおばあさんが、そこまで迎えに来てる」と言い続けて20年。

取手のおばあさんも20年のお迎えご苦労様です。

そんなおばあちゃんの孫だから、長生きしちゃうかも。